■

突発的に自家現像がしたいのである。白黒フィルムは写真部（プロフィールにも書いてあるが写真部所属である）で何回もやっているのだが、カラーはまだやったことがない。自分で撮ったフィルムの面倒は自分で見たいのである。あの現像が終わってタンクからフィルムを取り出す瞬間がなんとも言えない。一度やったらぜったいはまると断言できる。白黒フィルムの現像はとても簡単なので（詳細は各自で探られたし）皆さん一度やってみてはいかがだろうか。

さて、アップロードするといっていたYASHICAの写真である。一枚目の馬鹿でかい顔は、どこで撮影したか忘れたが修学旅行の写真である（多分長崎のどこか）。「これは写らないだろう」と半ば投げやりに撮った写真だったが、しっかり写ってしまった（良く見るとピントがギリギリ外れてはいるが）。「人間は策を弄すれば弄するほど予期せぬ事態で策がくずれさる」とどこかの偉い先生も書いていたが、実際に意識して撮ろうとした写真は、邪念が入ったようであまり良くなかった。
2枚目は長崎の猫である。最近どこかに行くと必ず猫を撮っているような気がする。猫に憑りつかれでもしているのだろうか。この猫は人に慣れているのか近づいても逃げることなく、蝦夷地からの旅行者である我々に愛想を振りまいて帰っていった。もっと近づきたかったが無理だった。さすがにカメラは怖かったらしい。
2枚とも紙焼き（といってセ○コー○ートのプリントだが）からスキャンしたが、やはり色が変わってしまう。おそらくスキャナーの限界なのでどうしようもないのだろう。一応調整したがプリントより濃い目の仕上がりであった。